写真館
エゴの木の花
【2011年06月09日】
エゴの木は帯那周辺にはたくさんあります。6月の初め梅雨のころに咲きます。下から見上げると星形に見えてきれいです。落ちるときも花が丸ごと落ちますが、星形なので、きれいですよ。
このエゴというのは苦いという意味で、実がつまり苦いんです。しかしこの実をつぶして水の中で混ぜると泡が出ますので、昔はこの泡でせっけんの代わりにして洗濯をしたそうですよ。サポニンという成分が苦いつまりエゴいということです。ヤマガラという鳥はこの実を食べます。ただし、果肉でなく、乾燥した中の杯の部分ですけど。
Photo:青柳 茂(写真家)